ナノバイオメディカル学会に参加してきました
先月、第13回ナノバイオメディカル学会に参加してきました。 今年は東京理科大学 神楽坂校舎の森戸記念館で行われました。
今年の幹事の先生にお伺いしたところ、この学会は歯学の先生が発起人なり始まったようで、 ナノサイズの材料や医療技術など多岐にわたる分野の研究者が交流する場のようです。 初参加の私はポスター発表での参加となります。 特別講演の中では「ナノ粒子の体内分布及び排泄の制御とライブイメージング」がとても興味をそそられます。 ナノ粒子をドラックデリバリのキャリアとして体内に入れたとき、その後は、それがどういった経路で排泄されるか知ることは大きな課題ですが、それを近赤外光を用いてリアルタイムに可視化する技術の紹介でした。 ※ドラッグデリバリーシステム(Drug Delivery System, DDS)とは、体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システムのことである。 ロバート・ランガーはDDSの功績によりチャールズ・スターク・ドレイパー賞を受賞した。 Wikipediaより引用
ポスター発表の中では「アルギン酸ゲル封入培養法による微細藻類のパルメロイドコロニー形成と増殖・脂質蓄積の促進 」 の説明が分かりやすくビジネス的にも面白いと感じました。 要は微細藻類 Chlamydomonas debaryana からバイオ燃料となる不飽和脂肪酸を得るときにアルギン酸ゲルで包んであげると効率良く回収できるという内容です。 こういったバイオ燃料は何とあのDENSOも工場を作って研究しているそうな。 https://www.denso.com/jp/ja/about-us/business-fields/newbusiness/bio/
ところで私の内容は・・
いつかサイエンスカフェでお話ししたいと思っています!